SEOとMEO それぞれの意味

自社商品やサービスを知ってもらうきっかけとなるホームページ。しかしながら、ホームページを制作しただけで実際に検索されなければ意味がありません。名刺代わりとして作成したホームページであっても、商品やサービスの販促を目的として制作したホームページでも同じです。

そこで、目的に近づけるための施策としてよく聞くのがSEO対策です。SEO対策を行う業者は非常に多く、「所沢+SEO対策」と検索した場合でも所沢市内に限らずたくさんのSEO専門業者やホームページ制作会社が表示されます。そして、今、SEO対策以上に注目されているのがMEO対策です。どちらも検索されるという目的に近づくための施策ですが、対策の中身が異なります。


SEO = Search Engine Optimization

SEO対策とは
「検索エンジンの最適化」を行うこと

(サーチ エンジン オプティマイゼーション)

MEO = Map Engine Optimization

MEO対策とは
「マップエンジンの最適化」を行うこと

(マップ エンジン オプティマイゼーション)

SEO対策の「S」は、「サーチ(=検索)」を意味し、Google検索やYahoo!など検索エンジンの最適化を図ることを指します。これに対してMEO対策の「M」は、「マップ(=地図)」を指し示し、主にGoogleマップ対策を指します。

 

国内モバイル検索のシェアはGoogleが75.08%を占める

Googleマップへの対応と聞いて、何故Googleマップ対策が必要なのかわからない方のために、検索を取り巻く環境からご説明いたします。

検索エンジンにはGoogleのほかにYahoo!やMicrosoft社が運営しwindowsPCの既定検索エンジンであるBing(旧MSNサーチ)など様々なものがあります。その検索エンジンで国内最大のシェアを誇るのがGoogle検索です。全世界でモバイルからの検索エンジンのシェアは95.37%(2020年7月時点)とほぼ100%を占めるほどGoogle検索が独占状態です。(参照元:StatCounter Mobile Search Engine Market Share Worldwide

日本国内に目を向けると、デスクトップ(PC)の場合は、2015年7月時点でのGoogle検索のシェアが60.16%、Yahoo!検索のシェアが34.42%。Bingは4.81%しかありません。それが2020年7月にはGoogle検索シェアが77.67%、Yahoo!検索が13.82%とGoogle検索が大幅にシェアを伸ばしています。

モバイルの場合は、より顕著で、2015年7月時点でのGoogle検索のシェアが53.87%、Yahoo!検索のシェアが45.43%と拮抗していましたが、それが5年後の2020年7月にはGoogle検索シェアが75.08%まで急伸したのに対してYahoo!検索が24.32%と国内シェアの大半を占めるまでになりました。

StatCounter-search_engine-JP-monthly-201507-202007 (2)

デスクトップでの検索エンジンシェア(日本)

GoogleYahoo!
2015.0760.16%34.42%
2016.0767.17%25.38%
2017.0765.61%25.72%
2018.0770.24%19.56%
2019.1776.27%15.74%
2020.0777.67%13.82%
参照元:StatCounter Desktop Search Engine Market Share Japan
StatCounter-search_engine-JP-monthly-201507-202007 (3)

モバイルでの検索エンジンシェア(日本)

GoogleYahoo!
2015.0753.87%45.43%
2016.0768.40%30.65%
2017.0769.95%29.30%
2018.0773.77%25.11%
2019.1774.84%24.23%
2020.0775.08%24.32%
参照元:StatCounter Mobile Search Engine Market Share Japan

Googleは、ユーザーに使われるということに価値を置いています。検索の意図にマッチした内容を表示するため、悪質なSEO対策手法で上位表示を試みるサイトを排除し、質の高いホームページを検索上位に表示しようと日々アップデートされています。検索内容によっては、大手企業のホームページ等ではなく個人のブログやホームページが上位表示されることがありますが、これらはGoogleのアルゴリズムに基づいて「質が高いサイト」と判断されて上位表示されているためです。

Google検索のシェアが国内においてもPC検索・モバイル(スマホ)検索で高いということは、当然「Google検索」の対策を行う必要があります。そのためにはGoogleの意図を理解し、ユーザーに寄り添う必要があります。

 

Google検索にMEO対策が必要な理由

調べ物があり検索を行う場合、「地域」+「サービス・施設・業種」というように地域を含めた検索をすることもあるかと思います。この地域を考慮した検索に最適化することを「ローカル検索」といいます。例えば、所沢でランチをしたい時に、お店を探す方法として「所沢+ランチ」や「所沢+カフェ」というように、川越エリアで美容室を探すときは「川越+美容室」や「川越+サロン」検索します。このような検索を「間接検索」といい、店舗名が分かっている場合など、直接場所や店舗、観光地など名称で検索することを「直接検索」といいます。

さて、地域をキーワードに含めて検索した場合、高い頻度でMEO領域が上部に表示され、ユーザーは誘導される形でGoogleマップに入り、目当ての店舗や施設を探すという形になります。

必要な情報が地図付きで表示され、店舗までの経路検索も可能、そしてワンタップでホームページやクチコミなどを表示することも可能です。わざわざお店のホームページを閲覧しなくとも、大体のことは瞬時に分かる仕組みになっていますので、集客効果を狙うならMEO対策を行わない理由はありません。

 

MEO対策は目的意識がはっきりしているユーザーにリーチする

実店舗や施設を持つオーナーの方は、特定の地域でコストを抑えつつ店舗や施設への集客施策を行いたいと思います。その点、MEO対策は、先ほど説明したように、実店舗や施設を運営している企業に最適な施策であり、飲食店はもちろんのこと、クリニックや整体院のほか美容室などを運営している会社にとって、とても有効な施策であると言えます。また、MEO対策に着手することで、実店舗や施設を持たない同業他社よりも集客効率が高くなるでしょう。

「地域」+「サービス・施設・業種」で検索する人の7割はMEO領域を見るといわれています。その理由として、同業他社と容易に比較することが可能だからです。概要や写真、クチコミ評価などを見比べて、自分に合う候補を絞り込むことができます。

Google検索では、当然ながら何でも検索結果にGoogleMapが出てくる訳ではありません。例えば、スマホなどで位置情報を読み込んで「MEOとは」と検索したとしても、周辺エリアのMEO業者が表示されず、MEOに関する解説が検索結果一覧に並びます。「所沢+MEO業者」などと入力するとMEO対策を取り扱う業者が地図上に表示されます。当然といえば当然ですが、このことが非常に重要です。


(例)「MEOとは」で検索

MEOに関する説明が検索結果に並ぶ
(SEO領域のみでGoogleMapは表示されない)

(例)「所沢+MEO業者」で検索

所沢市内外のMEO業者が検索結果に並ぶ
(MEO領域にGoogleMapが表示される)

ユーザーの気持ちになって考えた時に、地域名を含めた検索は目的意識がはっきりしている人といえます。「パンケーキ」と検索する場合と「所沢+パンケーキ」と検索した場合では、後者が所沢市内でパンケーキを食べられるお店を探しているとみることができます。つまり、MEO対策は目的をもって検索している人に対して訴求ができ、来店促進ができる方法となります。

店舗や施設への集客方法としては、リスティング広告(PPC広告)を利用するという施策もあります。広告手段としては大変有効なものですが、リスティング広告のデメリットは、出稿をやめた途端に広告効果が消えることです。その点、MEO対策はGoogleが提供するツールを利用したものであり、対策をやめてもそれまでの効果を長く感じることが出来ます。

MEO対策を施すことで、GoogleMap検索で店舗の位置が表示され、ユーザーの目に留まり来店につながる可能性や、仮に来店に及ばなくとも同業他社と比較対象され候補のひとつとして挙がる確率は高く、ホームページを見てもらうことで、ユーザーに認知されるという嬉しい結果も伴ってきます。検索表示されたら短時間でユーザーからの問い合わせの電話や来店が期待される施策です。すなわち、MEO対策は地域ビジネスを展開するオーナーには、是非導入をおすすめしたい施策となっています。

そして、MEO対策は、集客効果を狙ったSEO対策やリスティング広告(PPC広告)よりも、効果に即効性があると言われている施策ではありますが、ホームページの適切なSEO対策も同時に行うことも重要です。それは、MEO対策は地域・業種で検索するユーザーに向けた一方通行の情報発信であり、その先の展開へ進むには、マップ上に表示された店舗情報だけでは、情報的に満足するユーザーばかりではないからです。

つまり、ユーザーのなかにはWebサイトを表示して、より情報を読み込んでから利用するかどうかの判断を行うからです。こうした理由から、集客アップを目的とする施策としては、MEO対策とSEO対策双方の充実を図る必要性があります。MEO対策をするには、Googleが提供するGoogleマイビジネスを利用しますが、色々とご相談いただくことをおすすめいたします。リグーでも、所沢市内や川越市のオーナー様に関わらずMEO対策についてご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

MEO対策はどの業種にも有益である

MEO対策は、業種やサービスによって大きなメリットがあるのは理解いただけたかと思います。その反面、「そもそも営業エリアは全国」、「法人しか相手にしていない」というようにMEO対策は不要と考える方もいるのではないでしょうか。

確かに、B2Bでの取引がメインの会社や直接来店が必要ない業種には一見関係ないように思えるかもしれません。しかし、実は逆にこのような会社にこそMEO対策を行うことで様々な効果が発揮されるのです。これには、以下のような理由が挙げられます。


1. MEO対策を行っている同業他社が少ない

そもそもMEO対策を行っている会社が多くないため、競合が少なく、上位表示が容易である。B2Bがメインの会社であっても、例えば、取引相手になりうる会社が「所沢+印刷業者」や「所沢+建築資材」などのキーワードで検索することも考えられます。どんな業種であってもMEO対策は重要な営業ツールとして有効活用できます。



2. 検索結果に表示されるMEO領域が広がっている現状

当初、MEO領域はSEO領域を挟んだ間にあったり、ページ下部にあったりとMEO領域が現在の位置になるまでに様々な変遷がありました。そして、これからも領域が変化する可能性があります。一方で、MEO領域は様々なソート機能が追加されたり、より深く検索できるツールと変化を遂げています。従って、SEO領域とMEO領域のポジションが逆転した現在では、同業他社と比較が容易なマップ検索が増え、自然検索以上に重要や役割を占めつつあるのです。そのため、取引相手がエンドユーザーではなく法人間取引がメインの会社であってもMEO対策は行うべきと言えるのです。



3. Googleのサービスが日々進化していること

飲食などのサービスに特化して進化を遂げてきたMEO領域ですが、日々アップグレードされています。今年に入り、Googleの検索結果において個人のプロフィールなどの情報を登録すればナレッジパネルに掲載できるサービス(People Cards)が一部の国で開始されたり、検索回りも年々大きく変わってきております。そのGoogleが、GoogleMapを含めた会社情報を検索結果の上段に表示しているということを考えると、MEO領域のさらなる進化を含めて、業種を問わずに対策をする必要があることは明白です。この変化に乗り遅れないように、少しでも早く多くの会社様が気づくことを祈るばかりです。


以上のことから、MEO対策はどんな業種であっても行うべきと理解いただけるかと思います。まだまだ、SEOと比べて知らない人も多いMEOですが、知っている人は当たり前のように行っている対策をすぐにでも取り組むよう強く推奨いたします。

 

Googleが示した指針からMEO対策を考える

最後に検索アルゴリズムの詳細は明らかになっておりません。しかし、ここに書いてある内容を理解することでGoogle側が何を望んでいるかが明らかになります。小手先の対策ではなく、ユーザーに対して有益な情報を提供することの大切さが謳われていますが、ここでは、指針を引用しながら理解を深めていきます。

ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組みは、主に関連性や距離、知名度といった要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は上位に表示される場合があります。

Google(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)

◇ 関連性
検索語句とローカルリスティングが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、リスティングと検索語句との関連性を高めることができます。

Google(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)

ローカルリスティングとは、場所の情報に関連して表示することができる広告のことを指します。「充実したビジネス情報を掲載」とありますが、商品やサービスを選ぶ際には、判断材料として詳細説明があることが重要です。如何にユーザーに寄り添って有益な情報をどれだけたくさん提供できるかがカギとなります。

◇ 距離
検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。

Google(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)

スマートフォンのGPS情報などをもとに検索エリアが絞られ結果が表示されます。掲載される順番もランダムではなく、様々なアルゴリズムに基づき掲載順位が決定します。ただし、「遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は上位に表示される」場合があると上記に記述がある通り、必ずしも距離とサービス内容が検索条件に合致したとしても一番近いサービスが上位に表示されるわけではありません。逆に言えば、適切なMEO対策によって競合している同業他社よりも上位表示が可能となります。

◇ 知名度
ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。

Google(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)

Google検索では、クチコミのスコアで検索条件を絞り込むことができるなど、いかにこれらの情報が重視されているのか理解できます。しかしながらクチコミを捏造して積み増しすることや特定キーワードだけの比重を意図的に増やし掲載順位を操作するような対応は公平なランキングシステムの構築を謳っているGoogleが望んでいるものではないためペナルティを受ける可能性が大きく、決して行ってはなりません。また、SEO対策とMEO対策は同時に行うことで相乗効果を得ることができることも読み取れるため、あわせて対応することを推奨します。具体的にはこちらでは割愛しますが、ホームページ制作にあわせてMEO対策及びSEO対策をセットとして取り組む必要があります。

Google では、掲載順位を上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキングシステムを構築するために機密情報となっています。

Google(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)